かわの内科・アレルギー科 お知らせ

ぜんそくの検査法「アレルギー検査」

ぜんそくを引き起こすアレルギーの原因ダニが一番多いですが、原因不明の方もたくさんいます。
このような方に血液検査皮膚検査を行って原因を推測していきます。

血液検査・皮膚検査
何が原因でアレルギーが起こっているかを調べる検査です。
人によってそのアレルギーが「ぜんそく」だったり、花粉症だったりするわけです。
ですので検査自体の説明は花粉症などのアレルギー検査と同じ方法になります。

ぜんそくの検査法「問診票」

食事の時や後に咳が増えるか(誤嚥)、鼻水が喉の奥に流れていないか(蓄膿・鼻炎に伴う咳)、空腹時に胸やけがあるか(胃酸の逆流)など、ぜんそくの現在の症状をチェックすることで現在のぜんそくの状態は落ち着いているのかどうかを判断します。


ぜんそくの検査法「呼吸機能検査」と「 呼気一酸化窒素濃度(FeNO)」

 「呼吸機能検査」とは、いわゆる肺活量の検査といわれているものです。
1回の呼吸機能検査でぜんそくが非常に疑わしいということが分かる人もいます。
1回目は大きな異常がわからなくても、気管支を広げる吸入薬を吸入後にもう一度呼吸機能検査を行う(気道可逆性検査と言います)と改善していたり、検査の数値は変わらなくてもすっきりとしたような自覚症状に改善がみられる方はぜんそくの可能性が考えられます。


呼気一酸化窒素濃度(FeNO)とは吐く息の中の一酸化窒素濃度を測定し、ぜんそくなどのアレルギー性炎症の程度がわかる検査です。
私が勤務していた横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターでは全員に毎回測定していました。
息を吐くだけでできるので簡便でいい検査ですが、保険が利かないのでまだ当院では採用していません。


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